8月15日の慈恵医科大学の2015年度オープンキャンパス 入試説明会に行ってきました。
アクセスは以下のようになります。最寄駅は都営三田線御成門駅
新橋駅からでも歩いて10分程度。近くには虎ノ門ヒルズもあり、都会の中心といった感覚を覚えました。
西新橋キャンパスの中央講堂にて説明会が行われました。
向かいには慈恵会医科大学の大学病院外来棟があり、歴史とおもむきを感じます。
実際の説明会の様子がこちらです。
中央講堂は800名近い椅子が設置されてますが、満席でした。
最初に。本学の理念と期待する学生についての松藤千弥学長からのお話がありました。
私立大学として、大学が育てたい人をそだてる。その元になるのが建学の精神であり、創設者高木兼寛の理念
「病気を診ずして病人を診よ」であると。
この精神のもと、病に悩む人々の立場に立って考える医療人の育成をしているそうです。
また、入学者に求められるものとして、
・バランスのとれた学力
・医学を志す心構え
・思いやりの心と豊かな人間性
・コミュニケーション能力
の4項目を挙げられました。
また、本学はイギリス医学をベースにしており、現在では普通である臨床重視をいち早く取り入れたとのこと。
また、高木先生が留学していたロンドン セント・トーマス病院医学校とは
現在も親密な関係があり、毎年3名の交換留学がおこなわれているそうです。
次に、本学の医学教育と求める学生について、宇都宮教学委員長のお話がありました。
1年次は国領キャンパスでの総合教育で、医師を志すにあたっての、基本的な知識、倫理観、判断力を養います。
2、3年と基礎医学を学び、4年から臨床医学に本格的に入っていきます。
特徴的だと感じたのは、三年次から学生各自が研究室に配属され、テーマを与えられ、先生のサポートのもと研究をするそうです。
6年次には先ほどのセント・トーマス病院医学校(King's College London)への留学他多くの海外大学で学ぶ機会がありますが、
海外で学ぶには、まず英語を とのこと。
国家試験合格率は97.1%と高水準。且つ、6年次で合格率を上げるため留年させるようなことはしていないと。
次に1~3年次の学生がそれぞれ2名、大学生活を語ってくれました。
皆さん、勉強で忙しい中、クラブやバイトもやりつつ、学生生活を楽しんでいます。
次に卒業生のキャリアパスについて、福田国際交流センター長のお話。
入学試験の概要について、福島入試委員長からのお話がありました。
来年度の試験は、募集人員110名。
試験にセンター入試などを取り入れていないのは、本学が求める学生を描いて試験問題を作りたいからとのこと。
単に知識を測りたいだけでなく、思考力・倫理力・読解力・得られた情報から適切な情報を選び出し、それを組み立ててゆく
能力を測る問題を作りたいとのことです。
一次試験は、2月4日に五反田TOCビルにて
理科2科目 200点 数学、英語 各100点です
二次試験は、2月13日か14日の希望日、本学西新橋校で。
面接のみですが、集団面接50分、個人面接10分の2つあります。
今年の受験結果
応募者2,400名 受験者2,183名
一次合格 450名 二次合格 155名
補欠の繰上り 184番目まで
入学者 112名
説明会終了後、キャンパス見学、個別相談会が行われました。
今年のオープンキャンパスは、9月26日にもあります。
13時30分からです。