順天堂大学のオープンキャンパスに参加してまいりました。

順天堂大学の本郷・お茶の水キャンパスは御茶ノ水駅から歩いて7分程度の位置にあります。御茶ノ水口を出て橋を渡り、左に曲がって川沿いに進んでいくと、順天堂大学病院が見えてきます。さらに進むと順天堂大学院と大きく書かれたセンチュリータワーという名前の背が高いビルがあります。そのビルが今回の会場です。

受付を済ますと6階のホールに案内されました。5人掛けの長机に小さいモニタが3つ備え付けられており、設備のすごさに驚きました。

こちらの会場は、本会場が満員になってしまったために、用意された会場でした。スクリーンに映し出される本会場の様子の中継を見るというスタイルで進められていきました。例年、オープンキャンパスで使用している講堂が改修中のため、大きい会場が使えず、このような形でオープンキャンパスを行ったとのことです。

代田医学部長の挨拶に続いて、冨木先任准教授の講演がありました。ジョークを交えつつ、お話される方です。ウケないと「ここ笑うところなんですけどね...」などとぼやいたりして、楽しく話を聞くことができました。

順天堂大学医学部の一年生は千葉県の印西市にあるさくらキャンパスで過ごします。さらに全員が寮に入ることになります。親元から離れ、共同生活を送ることで人と協力する能力が培われるそうです。

入試については、面接のこと、小論文のことについてお話されていました。面接では、これまでに自分が情熱を持って取り組んできたことを象徴する何かを持ってきてくださいということです。たとえば、トロフィーや表彰状などです。ギターを持ってきて弾き語りしたりするのは不適切であるとおっしゃっていました。

順天堂大学の入試といえば、ユニークな小論文。受験生は皆一様に面を食らってしまうとのこと。無理に医学に結びつけて書こうとしないほうが良いそうです。

在校生によるトークセッションは和気藹々とした空気で、学生同士の距離が近いことが伺い知れました。司会の平沢教授とも親密そうでしたので、教授と学生の間にも良い空気が流れていそうだと感じました。

在校生たちの話の中で気になったものをいくつかピックアップしてみたいと思います。入試に関して、試験会場の幕張メッセが広いので、緊張してしまうというお話が何度も出ていました。解けそうな問題から手をつけてみるなど、それぞれのリラックス法を披露していました。また面接に対して、一人の学生が圧迫面接だったために帰り道に泣いてしまったと言っていました。面接官によっては圧迫面接をする場合があるのかもしれません。

DSC_0025.jpg